あいみょんというJ-POPごった煮

あいみょんってすごく角のない名前。

豆腐にぶつけても大丈夫そう。


真夜中にあいみょんを聴く。あいみょんって10代に受けてるの?そうだとしたら、なんかおじさんは嬉しいね。

あいみょんの歌って平成のJ-POPを煮詰めた鍋って感じ。っていうか、J-POPって概念が平成に生まれたのか、それならばあいみょんはJ-POP鍋。鍋の中に、30歳目前の僕が懐かしく感じる具材がたくさん入ってる。

「愛を伝えたいだとか」は「丸の内サディスティック」とコード進行が同じなの?詳しいことはわからないけど、なんかそう言われたらそんな感じがするような気がする。あと宇多田とかMISIAみたいな和製R&Bっぽいグルーヴ感もあるよね。

あいみょんへの注目がピークになった中で出したシングルが「マリーゴールド」ってのも商売上手感あるよね。マリーゴールドはいい意味でJ-POPの定石を踏襲した「売れにいった感」ある。エレカシ宮本に歌ってみて欲しいメロディ。


あいみょんは僕たちが聴いてきたのと同じような歌を聴いてきたんやろね。先に挙げたものもあるけど、スピッツとかGLAYとかミスチルとか奥田民生とかオザケンとかaikoとか、、、挙げだしたらキリがないかな。そうした人たちの影響受けてるんやろけど、でも、不思議とあいみょんってオリジナリティ感じるよね。ああでもマリーゴールドはいい曲なんやけど、マリーゴールドの再生産を続けるのはよくない。今後、あいみょんは引き出しの数とクリエィティブ力が問われることになるのかな。


三十路前の私としてはあいみょんにはJ-POPをごった煮にしたどこか懐かしい歌をうたいつづけてほしい。令和の時代になっても、平成の音楽が忘れられないように。そんな期待込めながら、ピンセットで鼻毛を抜いて涙を流すそんな夜。